古文書講座106

津倉巻洪水に付乱妨一件

写真01

この事件を、新発田領中之島組庄屋星野九八郎・大竹与宗吾が、即日新発田藩御郡役所へ報告した文書

解読編

恐ながら急ぎ口上書を以って申し上げ奉り候

当組三林村地内苅谷田川堤切れ所、早急水戸

留め手配に取り懸(かかり)り罷り在り候処、出雲崎御支配所

鬼木新田始め、并(ならびに)桑名御預り所小古瀬村

組七ケ村の者大勢罷り越し、名主惣右衛門宅へ

押し込み乱妨仕り、切れ所最寄り百姓家、追々乱妨に

および怪我人などもこれ有り、その為水戸留

手配も差し支え、当惑仕り候趣届け出候。然る処

苅谷田川、近年稀成る大水にて早急水戸

※水戸(みと)留(とめ)め=決壊した堤防を塞ぐこと。

※堤=この場合は堤防のこと

※原文書を読み易いように読み下し文に直した

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