古文書講座 (第56回)

古文書講座 (第56回)

本編056写真

解読編

振承合候所、右村方にても莫大の人馬高

ふりうけあいそうろうところ、みぎむらかたにてもばくだいのじんばたか

助郷引請候義にては難立行亡所仕候寄外

すけごうひきうけそうろうぎにたはたちゆきがたくぼうしょつかまつりそうろうよりほか

無之に付、飽迄も御領主様へ御赦免

これなきにつき、あくまでもごりょうしゅさまへごしゃめん

御願立申上候趣に御座候、格別御慈悲の

おんねがいたてもうしあげそうろうおもむきにござそうろう、かくべつおじひの

御沙汰を以、組村歎願の通り御赦免被成

ごさたをもって、くみむらねがいのとおりごしゃめんなされ

置候様、偏に奉縋上候、乍恐嘆願書

おきそうろうようひとえににすがりあげたてまつりそうろう、おそれながらたんがんしょ

相添其段各様方迄以添口上書奉申上候

あいそえそのだんおのおのさまかたまでそえこうじょうしょをもってもうしあげたてまつりそうろう

※ 亡所=村がなくなること

※この項は、たとえ現地で人足を雇って助郷役を勤めようとしても村が消滅してしまうほどの莫大の経費がかかるので、殿様を動かしそちらのほうから助郷役を許してもらえるよう運動して欲しいと、御願いした文章です。 

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